林先生が驚く 初耳学

【初耳学】土井善晴直伝!ご飯は早炊き&炊きたてのご飯の一番美味しい部分は?

2015年7月12日の林先生が驚く初耳学は、炊飯器のご飯。
普通炊きより美味しく炊く方法、炊きたてのごはんの最も美味しい部分は?

土井善晴さんが教えてくれました。

普通炊きより美味しく炊く方法

ご飯は早炊き(約30分)で炊く方が美味しく炊き上がります。

炊飯器の普通炊きは温めながら吸水させる機能があります。

きちんとお米を吸水させた場合は、これ以上吸水させる必要がないため、
早炊きで一気に炊き上げるとお米本来の美味しさが味わえるというワケ。

さらに、昔の炊飯器は、スイッチが切れてから蒸らし時間が必要でしたが、
最近の炊飯器は、炊き上がった時点で蒸らしが完了しているので、蒸らす
必要はありません。
蒸らしてしまうと余計な水分でビチャビチャになってしまうので要注意!

炊きたてのごはんの最も美味しい部分は?

お釜の周辺部分(ドーナツ部分)の表面が一番美味しいとのこと。

林先生が驚く初耳学 ご飯

普通はご飯が炊き上がると、余分な水分を飛ばすために混ぜますが、
混ぜる前なのになぜ美味しいのか?

ご飯を炊く際、お米が熱対流で回転することを「お米が踊る」と言います。
下の層のお米は上からの圧力で回転数が少なくなるのに対し、
余計な圧力がない上の層のお米は、理想は踊り方でふっくら炊けるのです。

さらに、炊飯器の下の部分は温度が高く、実はお米にとっては熱すぎで、
上に行けば行くほどお米を炊くには抜群の環境。

そのため、適度に蒸発する周辺部分は、理想的な水分量なので、一番
美味しいというワケです。

林先生が驚く初耳学 ご飯

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