米麹 甘酒の作り方と失敗しないコツ&飲む点滴といわれる効果・効能

飲む点滴や飲む美容液といわれる「甘酒」は、栄養たっぷりで、疲労回復・美容・ダイエット・便秘解消などの効果が盛りだくさん!
しかも、手作り生甘酒なら元気な酵素もたくさん含まれているので、効果倍増に期待ができます。
今日は、炊飯器、魔法瓶、ヨーグルトメーカーで作る米麹 甘酒の作り方を失敗しないコツとともにご紹介します。


米麹で作るノンアルコール甘酒の作り方

以下の方法で60℃前後の温度をキープするのがポイント。
麹がほんのりと黄色みを帯び、甘みが出たら出来上がりです。

●材料(作りやすい分量)
・乾燥麹・・・200g
・お湯・・・400ml

分量の割合は、乾燥麹:お湯=1:2

●下準備
1、乾燥麹は清潔な手で「だま」がなくなるまでよくほぐす。

2、お湯の温度を63~65℃にする。

麹と混ぜることで温度が下がり、酵素が活発に働く60℃前後になります。

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炊飯器で作る場合

1、炊飯器の内釜に麹を入れ、63~65℃のお湯を注ぎ、温度計で温度が60℃前後になったかを確認する。

2、炊飯器の蓋を開け、内釜の上に乾いた布巾をかけて、保温モードで4時間ほど置く。
時々、温度が下がっていないか確認しましょう。

温度が下がっている場合、蓋を閉めて保温するか、炊飯モードに切り替えて少し温度を上げてから再び保温モードにする。

魔法瓶で作る場合

1、魔法瓶に麹を入れ、63~65℃のお湯を注ぎ、温度計で温度が60℃前後になったかを確認する。

2、魔法瓶の蓋をしめて、60℃前後の温度で4時間ほど置く。
途中で温度が下がっていないか確認し、下がっていたら加熱して温度を調整します。

魔法瓶で作る場合、温度が下がりやすいので、魔法瓶を毛布でくるむなど工夫するとOK!

ヨーグルトメーカーで作る場合

1、容器に麹を入れ、水を注ぐ。
蓋をしてヨーグルトメーカー本体にセットする。

2、温度を60℃、タイマーを4時間にセットして、スタートボタンを押す。


手作りした生甘酒の保存方法

出来上がった甘酒は、すぐに飲むことができます。
作りたての甘酒をすぐに使わない場合は、冷ましてから冷蔵庫で保存しましょう。
出来上がった生甘酒の中で酵素は元気に活動しているので、室温に置いておくと発酵が進んで味が変わってしまいます。

冷蔵庫で保存する場合

作った甘酒は、ガラス、ホーロー、プラスチック製の容器に移し替えます。
アルミ製の容器は使わないで下さい

冷蔵庫で保存しているときもゆっくりと味が変化していくので、1週間を目安に使い切ります。

冷蔵庫に入れていても少しずつ発酵は進むので、ガスが出ます。
まれに爆発することがあるので、保存容器の蓋を少しゆるめておく、満杯状態で蓋をしない、1日1回は蓋を開けるようにして下さい。

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冷凍庫で保存する場合

1週間以上保存したい場合は、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存します。
保存の目安は3か月ですが、室温や冷凍庫の開閉回数などで保存状態が変わるので、なるべく早めに使い切るのがオススメ。

甘酒ににおいがつきやすいので、ジッパーをしっかり閉じて保存しましょう。
解凍時に水分が出るため、作りたてよりも甘みが若干落ちます。


甘酒作りに失敗しないコツ

生甘酒を失敗なく作るための最大のコツは、60℃前後の温度をとにかくキープすること!

麹菌の分泌する酵素が最も元気に働く温度は「60℃前後」です。
50℃前後の低い温度では、酵素があまり働かず甘くなりません。
また、70℃以上の高い温度では、甘みがないまま酵素が活動しなくなってしまいます。

ヨーグルトメーカーで作る場合は、60℃を保ってくれるのでまず失敗はありませんが、炊飯器や魔法瓶で作る場合は、途中何度か温度計で温度を確認しながら行わないと、失敗する可能性があります。

60℃前後で4時間置いたあと、どろりとした仕上がりで、濃厚な甘みが出ていれば成功です。
もしも、甘みが足りないと感じた場合は、保温時間を1~2時間延長してみましょう。

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米麹 甘酒の効果

米麹で作る甘酒には、ビタミンやアミノ酸の他に100種類以上もの酵素が含まれていて、「飲む点滴」とか「飲む美容液」と言われています。
これは、脳のエネルギー源となるブドウ糖、ビタミンB群、アミノ酸を主成分とする麹の甘酒が、点滴とほとんど同じ成分だからです。

甘酒の材料である米麹は、米に麹菌という白カビの一種を繁殖させたものです。
麴菌は繁殖するときに、100種類以上もの酵素を出しますが、麹菌の出す酵素のうち特に大きな働きをするものは「アミラーゼ」と「プロテアーゼ」の2つです。
アミラーゼが米のでんぷんをブドウ糖やオリゴ糖に分解することで甘みが出て、プロテアーゼが米のたんぱく質をアミノ酸に分解することでうまみが出ます。
さらに、麹菌は新たにビタミン類なども生み出します。

つまり、甘酒には、酵素の働きによって生み出された栄養が豊富に含まれており、すでに分解されているので、身体への吸収が早く、栄養ドリンク的な効果があるというワケです。
甘酒は、疲労回復や夏バテ防止のために飲むのもオススメ。

また、酵素による「分解」は、発酵のひとつなので、甘酒は発酵食品になり、食物繊維やオリゴ糖などが豊富に含まれています。
昔からなじみのある味噌、納豆、漬け物などの発酵食品と同じで、腸内の善玉菌を増やしてくれるので、甘酒を飲むことで便秘解消効果にも期待ができます。

さらに、甘酒には活性酸素を取り除く働きをもつ成分も含まれているので、お肌などへの美容効果も期待できます。

手作りの甘酒なら、酵素が元気な状態でたっぷり入っているので、飲み続けることで「疲れにくくなった」「肌のくすみが消えて明るくなってきた」「便秘が解消した」「冷え性が改善された」などの効果が分かると思います。