世界一受けたい授業で放送された、肩こりにも腰痛にも効くストレッチ「神ストレッチ」をご紹介します。
教えてくれたのは、「神の手」を持つと言われる佐藤義人先生。
(情報元:日本テレビ「世界一受けたい授業」 2020年1月18日放映)
腕伸ばし
パソコンなどのデスクワークや長時間のスマホで知らないうちに指の筋肉が固まることによって肩こりにつながります。
腕伸ばしは、たった30秒ほどでできるねじれた腕を戻し、指の筋肉をほぐす肩こりを改善するストレッチです。
1、指先を自分の方に向けてテーブルに手をつく。
2、もう一方の手で親指以外の指を持ち上げ、はじく。
小指、薬指、中指、人差し指の順に行います。
3、反対側の手も同様に行う。
約2週間ほどで肩こり改善の効果が期待できます。
壁ペタ伸ばし
腰痛は同じ姿勢を長時間続けることが負担となって起こります。
肩こりや腰痛がある人は背中の「多裂筋」という筋肉を使えていません。
背中をキレイに反らすことができないのは背中の多裂筋が普段使えていないということなので、多裂筋をしっかり動かして鍛え、正しい姿勢をキープすることで肩や腰への負担を減らしていきましょう。
1、足を肩幅に開き、つま先を壁につける。
この姿勢のまま腕を真上に伸ばす。
2、胸を壁につけたまま、5秒かけてゆっくり腰を落とす。
3、5秒かけてゆっくり腰を上げ、元の姿勢に戻る。
約3週間ほどで肩こりや腰痛改善の効果が期待できます。
腹筋・太もも伸ばし
太ももの上部から腹筋にかけて伸ばすストレッチで、腰痛改善につながります。
腹筋と太ももの上部は筋膜(筋肉を包み込んでいる膜)でつながっており、連動しています。
腹筋と切れ目なくつながっているのが背筋で、猫背で長時間座っていると腹筋と太ももの筋肉が縮まり、背筋も前に引っ張られるためお尻に負担がかかり、腰痛を引き起こします。
1、仰向けに寝て、片方の足を外側に曲げて伸ばす。
2、曲げた膝が浮かないように、もう片方の足を太ももの上にのせて押さえる。
3、曲げている足と同じ側の手を真っすぐ上に上げ、脇をめいっぱい伸ばして5秒キープする。
4、力を抜く。
約3週間ほどで腰痛改善の効果が期待できます。