医師が教える食事術 第4弾!キムチは汁も食べないともったいないなど。

良かれと思って食べていたり、何気にしていたことだったりが間違いだった・・・。
ビールや魚卵と痛風の関係、ニンニクの疲労回復効果、お肉と赤ワインの食べ合わせなど、これまで知らなかった驚きの情報が続々と紹介されていました。
教えてくれたのは、80万部のベストセラー「医師が教える食事術」の著者である牧田善三先生。

(情報元:TBSテレビ「金スマ」 2019年7月26日放映)

良かれと思っていたことが間違いだったランキング

美容や健康に興味がある主婦100人に行ったアンケートをもとに、良かれと思って食べていたり、何気にしていたことだったりが間違いで、驚いた順からランキングにしたものです。

1位 ニンニクを丸ごと食べても疲労回復効果はなし

金スマ にんにく 効果 画像

ニンニクには疲労回復効果がありますが、丸ごと食べても効果がありません。

ニンニクに含まれている「アリシン」は、疲労回復効果がある「ビタミンB1」の吸収を助ける働きがありますが、アリシンはニンニクの細胞の中に入っているため、包丁で細かく刻んだり、おろしたり、すり潰したりして細胞壁を破壊しないと出てこない栄養素です。
そのため、ニンニクを丸ごと調理して食べるとアリシンが摂取できません。

[char no=”3" char=”みつき”]では、丸ごと調理したニンニクをよく噛んで食べたらいいのでは?[/[/char]p>アリシンは、加熱してしまうと出てこない成分なのです。
ニンニクは生のうちに切ったり、すりおろしたりして食べるようにしましょう。

2位 肉と一緒にワインを飲むと鉄分の吸収を妨げる

金スマ 肉 赤ワイン 画像

赤ワインに含まれるポリフェノールの一種である「タンニン」は、肉に多く含まれている「鉄分」の吸収を阻害します。
タンニンは鉄と結合して不溶性物質となり、腸に吸収されなくなってしまうのです。

鉄分は赤血球を作るのに必要な栄養素で、不足すると貧血やイライラの原因になったり、集中力を低下させたりします。
月経が女性は、鉄分不足になりがちです。

鉄分は体内で作ることができないので、肉や魚から摂取するしかありません。

鉄分が摂取できるオススメの食べ方
  • 肉を食べた後、タンニンを含むものは1時間後に摂る
  • 吸収を助けてくれるオレンジジュース等(ビタミンC)を一緒に飲む

3位 キムチは汁まで食べないともったいない

金スマ キムチ 乳酸菌 画像

ついつい捨ててしまいがちなキムチの汁ですが、汁を捨ててはもったいないんです!

キムチの汁には多くの乳酸菌が含まれています。
腸内環境を整えてくれる乳酸菌は、キムチの材料である白菜にはわずかにしか付着していません。
発酵することにより爆発的に増え、その量は1gあたり約5~10億個と、乳酸菌が多く含まれているヨーグルトと同じ量に匹敵します。

キムチの汁にはたくさんの乳酸菌が溶け出しており、白菜と汁の乳酸菌の量を比べてみると、1:10。
つまり、キムチの汁の方が10倍も多く乳酸菌が含まれているのです。

[c[char no=”1" char=”先生”]酸菌は、大腸がんの予防や体内の免疫を保つ効果が期待されています。
キムチは漬物の中でも塩分が低いので、塩分量はあまり気にしなくても大丈夫です。[/ch[/char]v class="box5-green">
キムチ汁をおいしく食べる方法

乳酸菌は熱に弱いのが弱点。
余ったキムチの汁にマヨネーズ、りんご酢を混ぜ、サラダに使うドレッシングにしたり、そうめんに使うめんつゆにキムチの汁を混ぜたりして食べるのがオススメ。

4位 ビールと痛風は関係がない

金スマ ビール 痛風 画像

痛風になるのを気にしてビールや魚卵を避けるのは意味がありません。

痛風の原因になるのが、ビールや魚卵などに多く含まれる「プリン体」ですが、痛風になるかならないかは食事とあまり関係がないのです。
私たちの体内では食べ物から得るプリン体よりもはるかに多くのプリン体が常に体内で作り出されています。

プリン体は8割が体内で作られており、食事の影響を受けるのはたったの2割だけ。
そのため、プリン体を摂っても控えても痛風の発症にはほとんど影響がありません。

痛風になる1番の原因は体質によるもので、牧田先生によると、8割の患者が食物とは関係なく痛風になっているとのこと。

[cha[char no=”1" char=”先生”]もとプリン体をたくさん作りだしやすい人がいて、食べ物に気を付けていても尿酸値はなかなか下がりません。
逆に普通に魚卵を食べているのに尿酸値が正常値下限より大幅に低い人もいます。[/char[/char]た、痛風の主な原因は、尿酸の排出がうまく出来ないことです。
プリン体は肝臓で尿酸という物質に変化します。
尿酸が溜まりすぎると尿酸結晶のトゲトゲが炎症や傷みを引き起こすのです。
尿酸は尿や便として排出されるのですが、体質的に尿酸の排出力が弱いと痛風になりやすいのです。

痛風の予防方法

痛風の予防には「牛乳」がオススメ。
牛乳のたんぱく質が尿酸の排せつを促してくれます。
牛乳を1日1杯飲むだけで尿酸の排出効果があります。
他の乳製品でも効果があるそうです。

良かれと思っていたことが間違いだった・・・(番外編)

ヨーグルトは食後に食べないと効果減

ヨーグルトに含まれている細菌の一種であるビフィズス菌は、整腸作用、便秘解消、ダイエット効果といったたくさんの嬉しい効果があります。

ただし、胃酸に弱いという弱点があります。

空腹時の胃の中は食べ物を消化する胃酸が強いので、食前にヨーグルトを食べるとビフィズス菌が腸に届く前に死滅してしまう可能性があります。

そこで、ヨーグルトを食べるなら食後がオススメです。

食後の胃の中は食べ物が胃に入り、胃酸が中和されている状態なので、ビフィズス菌を生きたまま腸まで届けることができます。
生きたまま腸まで届けたいならヨーグルトを食べる前に野菜を食べるのがオススメ。
野菜はアルカリ性なので胃酸を中和し、ビフィズス菌の効果がよりアップします。

こちらの記事もオススメです!

[keni-[keni-linkcard url=”https://www.foodfreez.com/yogurt/”]d="outline__2_2">納豆に卵を入れると栄養が大損している

納豆に生卵を入れて食べると、美肌効果があるビタミンBの一種「ビオチン」の栄養が損なわれます。
ビオチンは、体内のコラーゲン生成の補助や頭皮の血行を促進させる働きがあります。

卵白に含まれている「アビジン」というたんぱく質は、「ビオチン」の吸収を阻害してしまいます。

納豆に卵を混ぜてる場合は「卵黄」だけを入れるようにしましょう。

頭を働かせるため甘いものを食べても逆効果

甘いものを食べると集中力が下がり、作業能力を低下させてしまいます。

甘いものには脳の栄養であるブドウ糖が多く含まれており、一度にたくさんの糖質を摂ると低血糖という状態になるので眠たくなり、集中力が低下するなどの症状が出ます。
血糖値が基準よりも低い状態を「低血糖」と言います。

[char [char no=”2" char=”ナヤミちゃん”]ものは当分が多いのに、食べると低血糖になるのはなぜ?[/char] [/char]が高すぎるものを食べると血管の中の糖分「血糖値」が急上昇し、上がった血糖値を下げようと糖を分解するのですが、その時に基準よりも血糖値を下げてしまいます。
一時的に糖が足りない状態になるので、脳の栄養であるブドウ糖が行き渡らなくなるため、脳の活動が鈍り、体がだるくなって集中力を下げてしまったり、眠気が襲ってきたりします。