あさイチ

【あさイチ】米麹 甘酒の健康&美肌効果・アレンジレシピ・簡単な作り方&飲み方

2016年12月5日のNHKあさイチは、飲む美容液!驚きの「甘酒」パワー。
檀れいさんや平子理沙さん、道端アンジェリカさん、君島十和子さんなど、美肌自慢の女性たちが愛飲し、ここ数年で売り上げ急増中の「甘酒」は、特に美肌に効果があるとのこと。
甘酒の美肌・健康効果、甘酒に他の材料をちょい足しするおいしい飲み方、安いお肉やお魚がふっくらジューシーになる甘酒アレンジレシピ、家で簡単にできる甘酒の作り方などが紹介されていました。

甘酒の効果

甘酒には、酒粕を溶いて砂糖を加えた甘酒、炊いたお米に米麹を加えて発酵させてできた甘酒の2種類があります。
最近ブームになっているのは、米麹で作る甘酒で、ノンアルコール・ノンシュガー。

あさイチ 甘酒

「ヨーグルトに勝るとも劣らない」とのことで、乾燥肌がプルプルのお肌に改善した、スポーツの疲れが軽減した、便通がよくなったなど、さまざまな美容・健康効果が報告されています。

甘酒の美肌効果

甘酒を飲み始めて2年になるというモデルの道端アンジェリカさんは、甘酒に豆乳・しょうがをプラスして飲んでいるとのこと。
寝る前や小腹のすいたときなどに飲むと、よく眠れ、翌朝の肌の調子やお通じにも効果があるそうです。

甘酒を4週間、女子大生に飲んでもらったところ、肌のきめが整い、乾燥肌や吹き出物が改善!
大学の陸上長距離選手に合宿中に毎日飲んでもらい、飲んでいない選手と比較したところ、30%の疲労軽減効果がありました。

あさイチサポーターも2週間甘酒を飲んだところ・・・肌トラブルや疲労感が見事に改善!
「頑固な便秘(4~5日に1回)に悩んでいたのに毎日出るようになった」「寝起きがよくなりイライラが減った」と、効果があったそうです。

甘酒 効果 肌甘酒 効果 肌

●甘酒を飲んだだけで肌のキメが改善!
甘酒 効果 肌

甘酒には、トレオニン、フェニルアラニン、メチオニン、リシン、トリプトファン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジンの9つの必須アミノ酸が全て含まれています。
必須アミノ酸は、肌や髪などを作るのに必要な重要な成分。
その他、美肌効果が期待できるビタミンB群、整腸作用のあるオリゴ糖なども多く含まれています。
さらに、最強の抗酸化物質「エルゴチオネイン」も含まれています。

甘酒 効果 肌

甘酒は、まさに「飲む美容液」なのです。
甘酒は朝、夜、寝る前などいつ飲んでも大丈夫ですが、小腹が減った時などおやつ代わりとして飲むのがオススメ!
1日数回に分けても飲んでもOKです。

甘酒のおいしい飲み方

甘酒に他の材料をちょい足しすると、甘酒をさらに美味しく飲むことができます。

抹茶、コーヒー、ほうじ茶、ココア、トマトジュース、牛乳、豆乳、青汁、レモン、しょうが、きなこ、ブルーベリージャムヨーグルト、バナナなどと合わせていろんなバリエーションで楽しむことができます。
中でも、トマトジュース、豆乳、ほうじ茶がオススメだそう。
甘酒は、酸味のある果物と合い、果物を合わせることでビタミンCもとれます。
また、飲みにくいものも飲みやすくなるというメリットもあります。

甘酒 効果 飲み方甘酒 効果 飲み方

基本は合わせる材料と混ぜるだけ!
混ぜるときの基本は1対1です。

甘酒のカロリーは、100gあたり81kcalと高めなので、飲みすぎには注意が必要。
また、糖尿病の人は、血糖値が上がりやすいのでこちらも注意が必要です。

甘酒は万能調味料!

甘酒を使うと、安い食材こそ生まれ変わるとのこと。
1日甘酒に漬けた鮭と、そのまま焼いた鮭を食べ比べると、甘酒に漬けたものは劇的にしっとりおいしくなります。
また、ハンバーグのたねや鶏のから揚げの下味に甘酒を使うと、いつもの料理がよりふっくらジューシーに仕上がります。

甘酒の持つ酵素の働きで、食材のタンパク質がアミノ酸に、でんぷんがブドウ糖に分解されうまみや甘みがアップ!
素材の味を邪魔せず、まろやかな味わいになります。

手鞠すし レシピ

甘酒を砂糖代わりに使った酢飯でつくる手鞠すし。
お酢のつんとくる感じがなく、ネタの味が引き立つ優しい甘さです。

甘酒 レシピ アレンジ

●材料
・お米・・・2合

【すし酢】
・お酢・・・80ml
・甘酒・・・90ml
・塩・・・小さじ2
・すしだね・・・お好みで

●作り方
1、ごはんを炊き、すし酢の材料は混ぜ合わせておく。

2、ごはんが炊けたら、盤台に移す。
すし酢を加え、うちわであおぎながら切るようにまぜ10等分にする。

3、すしだねは大きいものはカットしておき、ラップの中央におき、(2)のごはんをのせて茶巾絞りにし、お皿に盛る。

甘酒 レシピ アレンジ

甘酒 レシピ アレンジ

鶏だんご鍋 レシピ

甘酒で鶏肉のうまみと食感がアップ!
鶏もも肉のミンチに甘酒を混ぜた鶏だんごと、甘酒に漬け込んだ手羽元を使った、鶏だんご鍋。
甘酒の効果で、鶏だんごは、つなぎを使わなくてもふっくら、手羽元もプルプルの食感になります。

甘酒 レシピ アレンジ

●材料(4人分)
・手羽元・・・4本
・塩・・・小さじ1/2
・甘酒・・・大さじ2

・白菜、春菊など季節の葉物野菜・・・適宜
・ネギ・・・適宜
・万能ネギ・・・適宜
・キノコ類・・・適宜
・ポン酢・・・150ml
・甘酒・・・大さじ1
・昆布だし・・・1リットル

【鶏だんごの材料A】
・鶏びき肉(もも肉だけ、あるいは、もも肉と胸肉半々で)・・・250g
・ネギみじん切り・・・大さじ1
・しょうがみじん切り・・・小さじ1
・塩・・・小さじ1/2
・甘酒・・・大さじ1

●作り方
1、【鶏だんごの材料A】を混ぜ合わせ、保存袋にいれて、1日冷蔵庫で寝かせる。

時間のないときは常温で4~5時間おく。

2、手羽元は、塩をふってよくもむ。
水けを拭き保存袋に甘酒(大さじ2)と一緒にいれて袋の外からもみこみ、1日冷蔵庫で寝かせる。

時間のないときは常温で4~5時間おく。

3、手羽元の甘酒を軽く取り除き、土鍋に入れ、冷めた状態のだし汁をいれて弱火にかける。
アクを取りながら20分ほど加熱する。

中火より弱い火力でじわじわ温度を上げるのがポイント。
酵素が元気に働くのは55~60℃で、煮立ったところに入れると酵素が死んでしまいます。

4、食べやすい大きさにカットした野菜、キノコ類を鍋に入れ、野菜に火が通ったら、火を止めて、(1)の鶏ひき肉を丸めて入れ、フタをして弱火で加熱し、火が通れば出来上がり!

鶏団子を入れるときは、鍋の火を止めてから入れること。
グラグラ煮立てないことも大切です。

5、塩を少々ふっていただきます。
お好みで甘酒ポン酢(ポン酢に甘酒大さじ1程度)をつけていただいても。

ハンバーグ レシピ

甘酒をつかった、ふっくらジューシーなハンバーグ。

●材料
・たまねぎみじん切り・・・1/2個
・サラダ油・・・大さじ2

【A】
・合いびき肉・・・400g
・甘酒・・・大さじ2と1/2
・塩・・・小さじ1
・こしょう・・・少々

●作り方
1、フライパンにサラダ油(大さじ1)をひき、たまねぎを炒める。
しっかり火が通ったら、あら熱をとり冷ましておく。

2、【A】をよく混ぜ合わせ、粘りけがでたら、(1)のたまねぎを合わせてさらによく練り合わせ、保存袋にいれ半日から1日冷蔵庫で寝かせる。

3、弱火で熱したフライパンにサラダ油(大さじ1)を入れ、(2)をじっくり焼き、火が通ったらお皿に盛る。

鶏のからあげ レシピ

甘酒を使ったふっくらジューシーなからあげ。

●材料
・鶏もも肉・・・1枚
・片栗粉
・揚げ油

【A】
・塩・・・小さじ1
・甘酒・・・大さじ1と1/3
・セロリみじん切り・・・小さじ1と1/2
・にんにくスライス・・・小ひとかけ
・しょうがスライス・・・小ひとかけ

●作り方
1、鶏肉は食べやすい大きさに切り、塩をふってよくもむ。

2、保存袋に【A】を入れて混ぜ、(1)を入れて袋の外からもみ込み、半日から1日冷蔵庫で寝かせる。

3、鶏肉についてタレをぬぐい、片栗粉をまぶし、170度の油できつね色になる手前で揚げて取り出す。
10分間おく。

4、再度、180度の油で、きつね色になるまで揚げ、お皿に盛る。

簡単!手作り甘酒 レシピ

自宅でも簡単にできる甘酒の作り方を発酵料理研究家の舘野真知子さんが教えてくれました。
餅米または普通のお米を使っておかゆを作り、水と米麹をまぜ、魔法瓶に入れて60度で8時間保温するとおいしい甘酒を自宅で作ることができます。
大事なのは温度管理!
麹の酵素は55~60℃でよく働くので、冬場は4時間たったところで、鍋に入れ弱火で1分加熱し直すのがポイント。
再び魔法瓶に戻して4時間置けば、おいしい甘酒の出来上がり。

甘酒の作り方 米麹

●材料
・もち米・・・1/2合
・水・・・100ml
・乾燥米麹・・・70g
・500ml保温ポット

舘野さんがオススメなのは、甘みとコクが出る「もち米」。
普通のお米だとサラリとした味になります。
どちらを使ってもOK!

●作り方
1、もち米を洗い炊飯器にもち米、水を入れて30分ほど浸水して、おかゆ機能で炊く。

2、炊きあがったら、お釜を取り出し、水100mlを加えて混ぜ、温度を65℃ほどに冷ます。
米麹を加えて混ぜる。

甘酒 レシピ アレンジ

水・米麹を混ぜると温度が60℃程度になるので、甘酒づくりに適した温度になる。
温度が高すぎると麹が生む酵素の活動が止まってしまいます。

3、保温ポットに熱湯を入れ振って全体を温める。

4、保温ポットに(3)を入れフタをして少し緩める。

甘酒 レシピ アレンジ

しっかりと量を入れるのがポイント。
量が少ないと冷めやすくなります。
フタを緩めるのは、発酵したときのガスの抜け道を作るため。

5、4時間ほど置く。

夏場は8時間入れておいて大丈夫ですが、冬場は温度が下がってしまうので、4時間たったら一度お鍋にあけて少し加熱します。

6、鍋にあけて弱火で1分ほど混ぜながら60℃程度になるように温めましょう。

7、再度、保温ポットに戻し、さらに4時間置いたら出来上がり!

保存容器に小分けして、冷蔵庫で1週間程度保存可能。
ジッパー付き保存袋に入れて、空気が入らないように薄く伸ばしたら1~2か月程度冷凍保存可能。
糖度が高いためカチカチに凍らず、使うときに好きな量が取り出せます。

甘酒の作り方 米麹

甘酒の作り方 米麹

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イチゴ甘酒シャーベット

甘酒を冷凍するときにフルーツと混ぜると、おいしいデザートが簡単にできます。

●材料
・甘酒・・・250ml
・イチゴ・・・100g

●作り方
1、保存袋に甘酒・カットしたイチゴを入れて、袋の上からイチゴの果肉が残る程度に潰しながら揉む。

甘酒の作り方 米麹

2、冷凍する。

甘酒の作り方 米麹

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