2017年1月14日の世界一受けたい授業は、加熱すれば栄養がアップする冬のホットクッキング。
柿トースト、焼き梅干し、漬物ステーキ、もずくコロッケ、ピーナッツごはん、ホット飲むヨーグルト、焼きチョコレート、ホット杏仁豆腐、焼きみかん、焼き芋ようかんのレシピが紹介されていました。
柿トースト
柿は加熱することによって甘さが濃厚になり、リラックス効果のある「GABA」や血行を良くする「シトルリン」などの栄養価がアップします。
●材料
・柿・・・1/2個
・ピザ用チーズ・・・適量
・食パン・・・1枚
●作り方
1、柿を薄く切り、食パンの上に並べる。
2、(1)の上にピザ用チーズをのせる。
3、1000Wのトースターで3分加熱する。
焼き梅干し
梅干しを焼くと動脈硬化や高血圧の予防に役立つ「ムメフラール」作り出される。
加熱してできたムメフラールは、冷やしてもなくなりません。
●材料
・梅干し・・・適量
●作り方
1、コンロに網をのせ、その上に梅干しをのせて6~7分、焦げ目が付くまで焼く。
漬物ステーキ
乳酸菌が含まれている漬物を加熱して食べると、腸内の温度が上がり、腸内にいる乳酸菌の働きが良くなります。
●材料(3~4人分)
・白菜の漬物・・・1パック
・卵・・・2個
・ごま油・・・大さじ1
・塩・・・少々
・こしょう・・・少々
●作り方
1、フライパンにごま油を引き、白菜の漬物を中火~強火でよく炒め、塩、こしょうで味を調える。
2、白菜がしんなりしてきたら、弱火にして溶き卵を入れる。
周りが固まってきたら出来上がり!
もずくコロッケ
もずくに含まれる「フコイダン」には、血流を良くしたり、血糖値の上昇を抑える効果があります。
もずくを加熱することによって、より多くのフコイダンを摂取することができます。
また、もずくにはビタミンCが含まれていないので、ビタミンCが豊富なじゃがいもとの組み合わせはとても良いそう。
●材料(3~4人分)
・もずく・・・170g
・じゃがいも・・・2~3個
・豚ミンチ・・・60g
・塩・・・適量
・コショウ・・・適量
・醤油・・・小さじ2
・小麦粉・・・適量
・卵・・・適量
・パン粉・・・適量
●作り方
1、じゃがいもは皮がついたまま茹で、柔らかくなったらザルに上げて、皮を剥いて粗熱を取る。
形が残らないくらいに潰す。
2、豚ミンチ肉を塩、こしょう(少し濃いめ)で炒める。
3、もずくに醤油で味付けする。
もずくの水分が多い場合は、事前に切っておく。
4、(1)のじゃがいもに、(2)の豚ミンチ、(3)のもずくを加えて混ぜ合わせる。
5、形を整えて、小麦粉、卵、パン粉の順番にまぶしたら、180℃に熱した油できつね色になるまで揚げる。
ピーナッツごはん
ピーナッツの薄皮にはポリフェノールが多く含まれており、老化を遅らせる抗酸化作用が期待できます。
ピーナッツの薄皮は、加熱することによって苦味がなく食べやすくなります。
●材料(3~4人分)
・米・・・2合
・水・・・400ml
・薄皮付のピーナッツ・・・80g
・コンソメ・・・小さじ2
・酒・・・小さじ2
・醤油・・・小さじ1
●作り方
1、米をとぎ、400mlの水につける。
2、酒、醤油、塩、コンソメを(1)に加えて混ぜる。
3、(2)にピーナッツを加え、1時間おく。
4、炊飯器の通常モードで炊く。
ホット飲むヨーグルト
加熱された飲むヨーグルトは内臓を温め、冷たい状態で飲むよりも便秘解消効果がより期待できます。
また、温めることでカルシウムの吸収率もアップ!
ショウガに含まれる「ジンゲオール」は加熱すると「ショウガオール」に変わり、身体を芯から温めてくれるので、冷え性改善に効果的。
●材料(1人分)
・飲むヨーグルト・・・150ml
・しょうがすりおろし・・・小さじ1/2
●作り方
1、飲むヨーグルトよしょうがを混ぜ、600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。
焼きチョコレート
●材料
・板チョコ・・・適量
●作り方
1、板チョコを一口大に切る。
2、アルミホイルの上にチョコレートをくっつかないように並べる。
3、1000Wのオーブントースターで1分~1分30秒焼く。
ホット杏仁豆腐
●材料(2人分)
・市販の杏仁豆腐・・・適量
・牛乳・・・200ml
・練乳・・・大さじ2
・アーモンドエッセンス・・・20滴
●作り方
1、牛乳、練乳、アーモンドエッセンスを混ぜ、加熱する。
沸騰直前で火を止める。
2、(1)を杏仁豆腐にかける。
焼きみかん
みかんの皮には果肉の3倍のビタミンCが含まれています。
皮ごと加熱することで、皮の栄養が内部にまで浸透するので、生で食べるより多くの栄養が摂れます。
また、みかんの果肉には体を冷やす作用があるため、冬は温めた方が体に良い。
●材料
・みかん・・・適量
●作り方
1、コンロに網をのせ、その上にみかんをのせて7~8分、焦げ目が付くまで焼く。
焼き芋ようかん
さつまいもにがビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCは熱に弱いですが、さつまいもの場合は含まれているでんぷんのおかげで、加熱してもビタミンCはあまり失われません。
さらに、さつまいもはビタミンEも豊富で、ビタミンE+バターで、吸収率もアップ!
●材料(1人分)
・芋ようかん(寒天の入っていないもの)・・・一切れ
・バター・・・10g
・ホイップクリーム・・・適量
・シナモンパウダー・・・適量
●作り方
1、熱したフライパンにバターを入れる。
2、バターが溶けたら芋ようかんを入れ、焦げ目が付くまで焼く。
3、お好みで、芋ようかんとホイップクリームを盛り付け、上にシナモンパウダーをまぶしたら洋風スイーツに!